ベントレー “ル・マン3ヵ年計画”

こんばんは、ミニカー担当です！

早い梅雨明けでしたが天候の優れない日が続いていますね・・・通勤が大変なこと大変なこと・・・(笑)　湿気がありすぎるとミニカーにも悪影響があるので除湿が欠かせませんね。

さてさて、つい最近こんな素敵なミニカーを買い取りました！

1/18サイズではお馴染みのオートアート製の03年型ベントレースピード8です！7号車は2003年のル・マンでアウディを打ち破りフランス、ル・マンの地にユニオンジャックを立てたマシンですね！

大好きなマシンなのでワクワクが止まりませんでした、気合入れて査定させていただきましたよー！

私は主に1/43ばかりを触っていて1/18を触る機会があまり無いので写真撮ってる時はすごく新鮮な感じでした(笑)

やはり1/18はサイズが大きいだけあって細かいところも徹底して造ってあるので凄いですね～。

フロント周りです。

フラットなボディワークだった01、02年型からうって変わって03年型は今のWECマシンのような先進的なデザインですね、空気を多く取り込むためにフロントダクトが大きく開き、取り込んだ空気を内部の通り道で処理しダウンフォースを得るためパッと見フォーミュラーマシンにカウルを被せてる様な印象がありますね。

アンダーパネルのカーボン模様がとても細かく再現されています、このあたりは43スケールではなかなか見られないですね、ヘッドライトの内部もパーツ一つ一つで細かく再現されていて拡大して撮影するとまるで実車です(笑)

戦闘機のコックピットようなキャビンですね、内部も色分けされており小さなパーツで細かく再現されております。

写真だと撮れなかったのが残念・・・；；

左上に写っているル・マンの車検証も1文字1文字しっかりと再現されています。

効率良く空気の流れを制御する為、リアカウルはかなり複雑な形状をしています。

イギリス車に良く似合うブリティッシュグリーンにベントレーのメーカーロゴ、更に滑らかな造形を光の照り返しが強調しとてもかっこいいですね！

ドライバーラインナップはL.カペッロ/T.クリステンセン/G.スミスの3人組、中でもトム・クリステンセンはル・マンで8勝を挙げている最多世界記録の持ち主で”ル・マン優勝請負人”と呼ばれていますね、更にオペレーションをグループC時代からお馴染みのチームヨーストが担当するという確実に勝ちを拾う布陣です。

日本でもお馴染みのOZホイールにミシュランタイヤですね、内部のブレーキまで精密に再現されています、さすがオートアート・・・お見事！

左右でセンターロック式のナットが違うのは識別の為でしょうか？

リア周りも前年のマシンとは大きく違いますね、何よりもリアを覆うようにして取り付けられているリアスポイラーの形状が凄いです…！　いったい何キロぐらいダウンフォースが出るんでしょうね？エキゾーストがリアから覗いてるのは少し時代を感じますねー。

ベントレースピード8と言えば1923年の第一回ル・マンより参戦し一時はロールスロイスに買収されレースから撤退、1998年にフォルクスワーゲンに買収され再びレースの世界に舞い戻ってきたという経緯があり、70年ぶりのル・マン復活と大いに注目され、当時3連勝を挙げていたアウディ勢にル・マンの地で勝負を挑みました。

これは「ル・マン3ヵ年計画」と呼ばれ2001－2003年の間限定で参戦するという物で今回紹介したのは最終型となる2003年型です。

ル・マン参戦3ヵ年計画の最後の年になった2003年は、前年にアウディ・R8で3連勝を達成したチームヨーストと共同参戦、ドライバーもトム・クリステンセン（前年優勝）、リナルド・カペッロ（前年2位）、ジョニー・ハーバート（1991年優勝）といった強力な陣営を揃えるなど、体制を大幅に強化して臨んでいました。

7号車と8号車の2台のスピード8はライバルのアウディ勢に比べ目立ったトラブルもなく順調に周回を重ね、そして7号車、8号車が1-2フィニッシュ、73年振り6度目の優勝を果たしました。

・・・と、なかなかストーリー性の高いマシンです(笑)

いつになく気合の入った記事となりましたがそこはこのマシンがそれだけ大好きだという事で！

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